朝倉、牟山神社の梯子獅子
2019年12月30日
2021年4月23日
毎年、10月の第一日曜日に、朝倉、牟山神社の梯子獅子が奉納されます。 知多市朝倉にある牟山神社の梯子獅子を観に行ってきました。名鉄常滑線朝倉駅の目の前の小高い丘の上に牟山神社はあります。県の無形民俗文化財に指定されています。
梯子獅子の起源は、地元の古老の話しよれば、慶長年間の初め、当地に獅子(いのしし)が現れ、農作物の被害甚だしく、村人大いに困惑していたところ、当村の宗右エ門というものが発起して、村人協力し梯子を作り、梯子攻めにして退治した。その翌年の祭礼に、退治した獅子(いのしし)の供養と、豊年万作を願い、梯子に登る雄獅子舞の技を演じた。それ以来、毎年祭礼に村の若い衆によって奉納するようになり、年々工夫して現在に至っているそうです。
現在では、氏子の十七歳から二十三歳までの若い衆が精進潔斎して、数々の神事に法り、此の獅子舞を奉納、継承しているそうです
皆さん、固唾を呑んで見上げています。 舞台で歓喜乱舞する獅子舞に、観客席より、お捻りがいっぱい飛んできます。
高さ三丈(9メートル)、安全ベルトも、落下防止ネットありません。前カブ、後臼の二人の呼吸がぴったり合わないと出来ない難易度の高い妙技。

昔ながらの屋台が立ち並び、大変な人出でした。